映画少しかじったくらいの人の「最終絶叫計画」レビュー

  • 3月 25, 2019
  • 4月 13, 2022
  • 趣味

私は年間20~30本(月2~3本)程度の映画を観る、「映画少しかじってます」くらいの人間です。

そんな私が最近観た、久々に面白いと感じた映画「最終絶叫計画」について、レビューをします。

にしかた
面白くて記事にするほどだぜ!

最終絶叫計画の内容

映画概要

公開 2000年
監督 キーネン・アイヴォリー・ウェイアンズ
製作国 アメリカ
ジャンル コメディ、パロディ

「悪魔のいけにえ」を彷彿とさせるような凶悪なタイトルですが、本映画は完全なるパロディ映画です。

ホラー映画やスリラー映画のようなタイトルですが、目を瞑ってしまうようなシーンはありませんでした。

というのもホラー映画好きにとっては有名な「スクリーム」「スクリーム2」「ラストサマー」がベースとなっているので、先の展開が読めたり、むしろ笑ってしまうシーンの方が多かったので「怖い」と感じる瞬間はありませんでした。

あらすじ

ハロウィンの夜、ハイスクールの美少女ドリューが“ハロウィンマスクをかぶった殺人鬼”に惨殺された。テレビカメラやレポーターが殺到し街が大騒ぎになる中、シンディ・キャンベルは不安に駆られていた。

実はドリューが殺された日のちょうど1年前、彼女は恋人のボビーや仲間のショーティー、ブレンダ、バフィ、グレッグらと共に“ドライブをしていた際に、大騒ぎをしたあげく、道路に出てきた男をはねてしまい、死体を海に投げ捨てた”という出来事があったのだった。あの出来事とドリューの死に関係あるのではと心配するシンディ。

仲間たちは関係があるわけがないときっぱり言い捨てるが、次々にその仲間たちが殺されていく。

wikipedia – 最終絶叫計画

このあらすじだけ見ると、「やっぱホラー映画じゃない?」と疑う人は多いのではないでしょうか。

安心してください、完全なるコメディ & パロディ映画です。

一番最初の被害者、ドリューの家に殺人鬼が入ってきたシーンにおいても、目の前のテーブルに手りゅう弾、ナイフ、包丁、拳銃、バナナが置いてあったにも関わらず、ドリューはバナナを手に取ります。

手に取ったバナナで何をするわけもなく、殺人鬼の横をすり抜け家の外に逃げます。

殺人鬼から逃走するシーンにおいても、なぜか庭のスプリンクラーから水が出ていて、まるでシャワーを浴びるかのように髪をかきあげながら逃げるドリュー。

ついにドリューが殺人鬼に刺されてしまうシーンでは、殺人鬼がドリューの胸を一刺しすると、豊胸用のシリコンだけナイフに刺さり、ドリューは一命を取り留めます。

冒頭からそんなコメディ満載の映画なので怖いわけありません。

元ネタを完全に知らなくても楽しめる!

パロディが多すぎるので、必ず何かにはピンとくる

冒頭の流れが完全に「スクリーム」そのものなので、「スクリーム」を見たことがある人は抱腹絶倒間違いありません。

でも中には「スクリーム」も「スクリーム2」も見てない、という人もいるでしょう。

安心してください、パロディはこれだけではありません。

ドリューが殺された後、場面は本作の主人公シンディの部屋に移ります。

シンディの父が、シンディの部屋に入ってこようとするのですが、チェーンロックがかかっていたためシンディの父はドアに顔を挟んでしまいます。

シャイニングパロディ
最終絶叫計画より

このシーンを見て、「あれ、なんか見たことある」と思った人は多いのではないでしょうか。

もしかして、それってこの画像のことじゃないですか?

シャイニング
映画「シャイニング」の有名なシーン

こうやって比較してみると、そんなに似てないですね。

この父がドアに挟まるシーンは、ホラー映画の名作「シャイニング」のジャケットにも採用された有名なシーンのパロディです。

こんな感じで数多くのパロディが散りばめられているため、「あ、このシーンはあの映画だ!」「これは何かのパロディっぽいけど、何のだろう」と考えながら観る、という楽しみ方もできます。

パロディの元ネタ

ちなみにWikipediaに載っている「最終絶叫計画」で用いられたパロディの元ネタは以下の通りです。

  • スクリーム
  • スクリーム2
  • ラストサマー
  • シックスセンス
  • ブレア・ウィッチ・プロジェクト
  • ハロウィン
  • マトリックス
  • シャイニング
  • ユージュアル・サスペクツ

他にも私が気づいたパロディの中には「エクソシスト」「タイタニック」などの有名映画もあり、そこまで映画詳しくない人(私)にとっても楽しめる作品だと思います。

加えて、「明らかに何かのパロディだけど元ネタを知らない」シーンにおいても、次はその元ネタの映画を観てみようと好奇心を掻き立てられるので、観たい映画が見つからない人にとってもオススメできるのではないでしょうか。

最終絶叫計画の感想まとめ

思わずこのブログで感想を書きたくなるくらい良かった映画ではありますが、やっぱりアメリカのコメディ映画の下ネタはかなり下品で、観る人によっては不快に感じるかもしれません。

以前に別の機会に鑑賞した「ボラット」というコメディ映画は、正直下品すぎて笑えませんでした。

本作「最終絶叫計画」は「ボラット」ほど下品な描写はないものの、家族や恋人と観るのは避けた方がいいかもしれません。

最後に私なりの、「最終絶叫計画」の感想まとめです。

・パロディが多くてホラー映画好きにはたまらない作品
・元ネタを知らなくても「量」が多いので、誰でも楽しめる
・ちょっと下品なシーンもあるので、家族・恋人と一緒に観るのは避けた方が良いかも