基本情報
■住所
山梨県南巨摩郡身延町中ノ倉2926
■サイトURL
https://kouan-motosuko.com/
■予約方法
予約不可!当日受付のみ
■車の乗り入れ
可能
■チェックイン
午後8時~午後8時
■チェックアウト
~午前10時
■金額
大人(中学生以上) | 1人1泊 | 600円 |
---|---|---|
小人(小学生) | 1人1泊 | 300円 |
テント設営料 | 1張1泊 | 1,000円 |
タープ設営料 | 1張1泊 | 500円 |
駐車場 | 1台1泊 | 1,000円 |
キャンピングカー | 1台1泊 | 2,000円 |
バイク | 1台1泊 | 600円 |
チェックイン~設営
河口湖I.C.から車で約30分のところに洪庵キャンプ場はあります。
河口湖I.C.から行く人は途中に7時開店のマックスバリューがあるので、そこで買い出しをするとよいと思います!
受付の写真を撮り忘れたのですが、でかでかと「洪庵」と書いてあるのですぐ分かると思います。
また洪庵キャンプ場の手前は、千円札に使われている本栖湖と富士山の撮影スポット・休憩所になっています。
受付で注意事項について説明を受けました。冬場なので水道は出しっぱなしに、奥に行き過ぎると車のタイヤがスタックする、夜は静かに、などなどの説明を受けお会計。
今回は友人と一緒に行ったので大人2名(600円×2)+テント1張り(1,000円)+タープ1張り(500円)+駐車場代(1,000円)で3,700円でした。
駐車場代という表現になっているけど、実際はオートサイトで車一台につき、という方が正しいと思います。
地図はこんな感じ。逆コの字になっているテントサイトが林間サイトで、洪庵貸ボート場・若狭丸貸ボート場となっている場所が湖畔サイト。
予約できないフリー+オートサイトなので早い者勝ちです。
ちなみに自分らは3連休のお尻に有給をくっつけて、3連休最終日~平日に行ったのですが、到着した10時半ころには湖畔サイトは殆ど埋まっていました。。。
ちなみに最終的にテントを貼ったのは、この星マークの位置です。
受付で「このあたりはスタックするから4WDじゃないとキツいよ!」と言われたのですが、実際に行ってみると割と砂利も少なく、4WDじゃなくてもイケました。
4WD推奨エリアは人が少なかったのですが、トイレが遠かったのが難点でした・・・。
設営はこんな感じ!結構湖に対して傾斜があるので、テーブルとか焚火台は石を置いて角度を正してあげる必要がありました。
それにしてもこんな風に富士山を眺めながらキャンプができるなんて最高ですね!
どうでもいい余談だけど、千円札の「本栖湖と富士山」、水面に映っているのは富士山ではない山。みたいなと都市伝説ありますよね。千円札を逆さまにして見ると確かに富士山には見えない。
フリーメーソン!
設備紹介
トイレ
恒例のキャンプ場トイレの紹介。やっぱりキャンプ場のトイレは気になります。
トイレソムリエからすると、ここのキャンプ場のトイレは4点/5点中といったところです!
気にならない程度の綺麗さ。女子トイレは知らないけど、虫が入ることも気にされている設計。
ナイスな気遣いです。訪れたのは3月だったので虫は気になりませんでしたが、夏場は扉あるかないかでは大きな違いがあります!
男子トイレでも洋式×2、和式×2あるので、強い便意と戦う機会は少なそうです。
ウォッシュレットがなかったので5点はつけられませんが、別にウォッシュレットなくても自分は困りません。むしろキャンプでウォッシュレットを欲している人は甘えです。インド行ってください。
炊事場
こんな感じ。凍結対策で水は常にチョロ出しでした。
蛇口×6×両面が2セット?くらいあったので、チェックアウト時の皿洗いラッシュはありませんでした。
いいね!
コインシャワー
2分100円で使えるようです。カギは閉まっていたので、恐らく使いたい時は受付で何かするのかな・・・?
こういう系のコインシャワー、一回も入ったことない・・・。
ちなみに富士五湖付近のキャンプ帰りは、富士眺望の湯 ゆらりという温泉施設がお勧めです!
林間サイト
今回は湖畔サイトに泊まりましたが、林間サイトに泊まっている人もちらほら。
林間サイトは炊事場・トイレ・コインシャワーが近いので、洪庵の湖畔キャンプには飽きたという人にはいいんですかね?
個人的にはそれなら本栖湖キャンプ場に行っちゃいますけど。
ただ林がない高台みたいなサイトがあるんですが、そこは良いなって思いました。今度行くときはそこに泊まりたい。
おすすめポイント
ちなみに今回わたくし、2度目の洪庵キャンプ場なんです。3年前くらいかな?前回は。
おすすめポイントとしては、やっぱりこの絶景!
こんな美しい山と湖を眺めながら酒が飲めるなんて、最高ですよね。ただただ美しいとしか言いようがありません。
またおすすめポイントは富士山 & 本栖湖だけではありません。
洪庵キャンプ場の良いところは、テントサイトの形状です!
本栖湖に沿ってテントサイトがあるので水辺に立つと、キャンパーたちのテントを一度に眺めることができるんですね。
で?と思うかもしれませんが、これが夜になると、非常に幻想的な雰囲気になるのです!
自分のiPhone7のカメラの限界を感じましたが、実際はこれの10倍増しくらい幻想的で、ランタンっていいなと思いますヨ。
あとはこの辺り殆ど民家や商業施設がないので(洪庵キャンプ場の受付くらい)、めちゃくちゃ星がきれいに見えます!
あ、あと直火OKですよ!受付でスウェーデントーチが1,500円で販売されているようです。
ちなみにこのスウェーデントーチは洪庵キャンプ場で買ったものではなく、友人がWILD-1で3,000円で購入したもの。洪庵キャンプ場で売ってる方が安いです。
まぁゆるキャンでも紹介された有名なキャンプ場なので、自分がわざわざ魅力について深く語る必要はないですよね。とりあえず一度行ってみてください!
洪庵キャンプ場の注意点!
ゴミは持ち帰り!
ゴミは持ち帰りです。これは気を付けてください。
受付でゴミ袋が1枚10円で売っているので、我々は3枚購入し、3重にして車に乗せて持って帰りました。
生ごみも捨てることができないので、なるべくゴミが出ないようにする or たくさんゴミ袋を持っていって何枚も重ねて使うことをお勧めします。
炭・燃えカスはちょっと怪しい・・・。みんなどこに捨ててるんだろう。。。我々は全て灰になるまで燃やし尽くしました。
予約不可!土日祝は激混み!
上述の通り我々は3連休の最終日に行ったにもかかわらず、湖畔の良いポジションは全て埋まっていました。
何も考えずに土日にトライした人を何人か知っているけど、みんな湖畔サイトに入れず林間 or テント村で宿泊を余儀なくされたようです。
予約ができないというのは、少し難点ですよね・・・。
なので土日に行きたい!と思っている人は少なくともチェックインの1時間~2時間前に到着していた方が良さそうです。
ゆるキャンの影響?なのかな~、自分が初めて洪庵に訪れた時はまだゆるキャンがブームではなかったから、普通に8時に行って入れましたけどね。
でもド平日は、結構空いてそうですよ~!
ちなみに売店でゆるキャングッズたくさん売ってますよ。
地面は固いので雑魚ペグ注意!
湖畔なので地面は砂利・小岩だらけです。
なのでテントに付属している雑魚ペグ(プラスチックペグやジュラルミンペグ)での設営は結構厳しいと思いますよ・・・。
ジュラルミンペグで設営していた隣のスノーピークテントが、風で吹っ飛ばされてましたね・・・。
ソリッドステークなどの強ペグで設営した方が身のためです。
まぁオートサイトなので、重量にこだわらずソリッドステークを持っていきましょう。
あとは地面が固いのでエアマットやコットを持っていくと良いと思います!
湖に向かって傾いている!
富士山・本栖湖・ランタンの光・星空が綺麗な洪庵キャンプ場ですが、正直テントサイトとしては質が良いとは言えません。
なぜなら湖に向かって軽い傾斜があるため、上述の通りテーブルや焚火台に石を挟んで水平にする必要があります。
テーブルや焚火台ならまだいいですが、椅子などは動くたびに角度を気にしないといけないので少し気疲れします。
あとは飲み物・食べ物がこぼれやすいので注意。
寝る時はなるべくテントの底?下?に足をつけるといいですよ。普通に寝てると、下に滑り落ちるので。
チェックアウトが少し早い!
チェックアウトは午前10時です。もし朝ご飯を食べるとしたら、遅くても7時に起きて、7時半に朝ご飯、8時半から撤収の準備、というタイムスケジュールになります。
キャンプでは、ゆっくりした朝を過ごしたいという方は早起きをする or ふもとっぱらキャンプ場がおすすめですよ。(午後2時チェックアウトできます)
ただそれでも洪庵でゆっくりした朝を!という方は、受付で滞在することを伝えれば、デイキャンプ代(1泊の半額料金)で午後5時まで滞在できるようですよ。
ブルジョワジーな方にはおすすめです。
まとめ
富士山・本栖湖・ランタン・星空が綺麗な洪庵キャンプ場。
おすすめポイントはやはりこの絶景!
一方で人気スポットなのに予約ができない、少し玄人向けなテントサイトなどなど、色々注意点もあるので気を付けてくださいね!
個人的にはキャンプはじめたての人が行く場所、というよりも
中級者くらいの人が、キャンプの素晴らしさを再認識するために行く場祖、というイメージです。
なので「キャンプはじめて~!」という人を連れていく場所には向いていないかな~と思います。
それでは、良いキャンプライフを!