The Saunaとは?
サウナブーム到来
テレビ東京でドラマ化されたサ道の影響で、サウナにハマり始めている人が増えている。
というだいぶ古い切り口の見出しですが、そんなわたしもサウナーとして日々活動をしています。ホームサウナは笹塚のマルシンスパ。水風呂の深さと、外気浴が最高です。
「お前もサ道でサウナにハマったミーハーか!」と思われるのも嫌なので、そうではないということをアピールさせてください。サウナ歴は約6年、サウナーの中では脱初心者という感じでしょうか。
自分がサウナにハマったキッカケは社会人1年目のとき。大学生でやっていたバンド活動は、社会人になった瞬間まったくやらなくなってしまいました。
そんな中でなにか趣味を見つけようと、ゲームセンターでコインゲームに興じたり、アコースティックギターを買ってソロギターに挑戦したりしていました。
当時住んでいた部屋はユニットバスで、且つ日当たりは激悪。おまけに色々試したけど良い趣味が見つからなかった自分は、疲れを癒やしに当時住んでいた伊勢佐木町にある利世館に足を運ぶ。
サウナがある古き良き銭湯施設で、日々のストレスを発散するために、試しにサウナに入ってみようと思いました。
そして電撃走る。
その日からサウナーとして、良質なサウナを求めるようになりました。
憧れのフィンランド式サウナ
サウナのことについて学んでいくと、発祥はフィンランドだということを知る。
現代のサウナには色々種類があって、サウナストーブを用いたドライサウナや遠赤外線ヒーターを使ったサウナ、高い湿度を保ち続けるミストサウナなどがあります。
本場フィンランドはこのドライサウナなわけですが、大昔はサウナストーブなんてあるわけもなく、薪で火をおこし、サウナストーン(石)を温め、サウナストーンに水をかけて部屋全体の湿度を高め体感温度を上げるという方法が取られていたそうです。
これがいわゆるロウリュで、本場フィンランド式サウナといえば「薪ストーブ」「ロウリュ」、そしてフィンランドの豊かな自然の香りを感じることができる「木製のサウナ室」(ログハウスみたいな感じ)なわけです。
更にはサウナ室の外は極寒の地なので、究極の「温冷交代浴」ができるといっても過言ではありません。
ああ、一度フィンランドに行ってみたい。
実は、そんな本場フィンランド式サウナが日本でも楽しめるのです。
それが「The Sauna」です。
ゲストハウスLAMPが先なのか、The Saunaが先なのかは分かりませんが、ゲストハウスLAMPに併設されているサウナ施設です。
ただ、The Saunaはめちゃめちゃ遠い!東京から車で約3時間30分かかります。休憩も含めたら4時間超です。
でも行ってみたい・・・!
そして折角行くなら近くのキャンプ場でキャンプしちゃおう、と思い至ったわけです。
前置きが長くなりましたが、今回はそんなThe Saunaのレビューになります。一緒に訪れたやすらぎの森オートキャンプ場は、別の記事で紹介したいと思います。
死ぬまでに行くべき「The Sauna」
自身をサウナーと呼んでいる人は、死ぬまでに絶対行くべきだと思いました。
ちなみに周りのプロサウナーたちに「そういえば先週、The Sauna行ったんですよ!!」と意気揚々に話したら、ほぼ全員に「あそこめっちゃいいよね!」と言われました。プロサウナー恐るべし。The Sauna マウントは取れませんでした。
予約必須で、最近公式ページからネット予約ができるようになりました。実は去年もThe Saunaに行くことを計画していたのですが、ネット予約ができず、面倒くさくて断念した覚えがあります。これくらいの気合にもかかわらず、自分はサウナーを呼称してよいのか不安になります。
道はGoogle Map見てください。
予約は連日いっぱいだったので、今回は友人4人で息を合わせて有給休暇を取得して行きました。平日だったにも関わらず、当日には枠は埋まっていました・・・。世の中のサウナー恐るべし。
まずはゲストハウスLAMP内で受付を済ませます。LAMPの中も非常にオシャレで、The Sauna Tシャツ欲しくなりました。買わなかったけど。


予約を済ませ、いざサウナです!
サウナ室内で敷く用のバスタオルのみ渡されます。追加のバスタオルはレンタルすることができます。また水着必須なので持っている人は、水着も持っていきましょう。水着もレンタル可能です。
ゲストハウスLAMPにシャワールームがあるので、そこで体を清めます。浴槽もありましたが、コロナの影響?なのかお湯は張っていませんでした。
体を清め、水着を履き、いざサウナです!(2回目)

入り口の横に横に水のポリタンクとコップがあり、水分補給の体制も万全です!
いざサウナです!
さすがにサウナ室内の写真は撮っていません。
薄暗い室内、木の香り、薪がパチパチなる音、そして男たち(+友人の女性)の「ンァ」という呻き声。最高の空間でした。
時計がないため「12になったら出よう」という無駄な思考も巡らず、ただただ己と向き合うことができました。
何分か分からないけども、限界を迎えて慌てて外へ。外気温は5℃~6℃でしたが、全く寒さを感じませんでした。
そして水風呂へ。水風呂の写真も取れていませんでしたが、樽状の一人用の桶が4つ並んでいて、天然水?が常に継ぎ足されていました。
水風呂の水温は7℃~8℃を指していて、外気温の方が寒いというおかしな状態。それでも水風呂は冷たい!15秒位が限界でした。。どうも、弱小サウナーです。
そして悲願のととのいタイム!ととのい椅子にはコールマンのインフィニティチェアが採用されている。いや、本当に流石だなと思いました。この椅子、本当に良いからThe Sauna関係なしにおすすめです。

正直、1セット目から昇天しました。
昇天しすぎて2セット目とか、どうでもいいやあってなっていました。しばらく。しかし折角来たのだからと思い、2セット目、3セット目とこなしていきます。
3セット目の外気浴の最中から、辺りが暗くなってきました。15:00-17:00で予約をしたため、3セット目の外気浴は16:30頃だったと思います。
電飾も加わって更にグルーヴィな空間になりました。もう4セット目も行くしかない。

3セット目の外気浴は中途半端だったけど、勢いで4セット目に突入。これが最後だと噛み締めながら、お尻の穴も引き締めながら蒸し時間を満喫していると、
「少しだけ、アウフグースしましょうか」と、The Saunaのスタッフがやって来てくれました!
※ちなみにこの話をプロサウナーにしたら「まじで!?羨ましい!」と話していたので、決められたイベントではなさそうなのでご注意ください。
素晴らしいサウナ室で、素晴らしい熱波を受け、サウナ中に昇天しそうになりました。いや、していたのかもしれない。
限界を迎え、水風呂に入り、インフィニティチェアで極上のととのい。色々なサウナに行ったけど、過去一番かもしれない。
豊かな自然に囲まれながら昇天して、ゲームセットです。
「控えめに言って」という枕詞があるけども、控えめになんて言いたくない。最高でした。
The Saunaの注意点
自分が昇天した話だけしててもタメにならないので、いくつか注意点を紹介します。
- 交通の便は悪いので、車で行きましょう
- 豪雪地帯なので、冬はスタッドレス必須です
- 水着を忘れないようにしましょう
- 周りに何もないので、宿泊プランは事前に練っておきましょう
これくらいかな。
自分が訪れたのは11月最終週でしたが、The Saunaに訪れた当日は晴れていましたが、次の日は雪が降っていました・・・。
一部では積もりはじめていたので、12月~3月の間はスタッドレスタイヤが必須だと思います。
あと自分の場合、The Saunaの後はやすらぎの森オートキャンプ場でキャンプ泊をしましたが、周りにホテルとか全くないので宿泊計画は事前に考えておいた方が良いと思います。
たぶん殆どの人がゲストハウスLAMPに泊まるのかな?
ちなみに豪雪地帯なので、12月~3月は殆どのキャンプ場が営業停止になるそうです。キャンプとセットで行くなら11月中がおススメです。
そんな感じかな。とにかく最高のサウナでした。
皆さんも、良きサウナライフを!アディオス!